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演出上、VRで苦労した点はありますか?

中西:ファミリーパンチって分かりますか?体験版の最後に登場するおっさんが「お前は家族だ」といって殴ってくるんですが、これがネットで「家族のパンチ=ファミリーパンチだ」と言われていまして(笑)。ここではキャラクターを振り向かせる演出が入るのですが、こういった演出はVRでの表現ではタブーなんですよ。ですので、そういった細々した部分はVR用に省いたり調整しています。

川田:VR部分に関してはSIEさんとも綿密な相談をさせて頂いていて、日々のクオリティアップに協力して頂いています。

――ではVRにして良かった点はいかがでしょうか。

中西:ゴーグルは外せないと思えたことですね(笑)。VRの臨場感は凄いので。特に後ろを振り返る動作とかリアルに感じるじゃないですか。

川田:臨場感や体感性というのは通常のゲームと全然違います。感覚が変わるためか、VRを装着するとまるで近くにあるものの匂いや息吹を感じるような幻覚を感じることもあります。この不思議な感覚が、とくにホラータイトルとは凄く相性がいいと思っています。

 

――実際にVRで体験させてもらいましたが、サウンドにも力が入っている様に感じました。

中西:ホラーにとってサウンド要素は重要で、通常プレイでもVRでのプレイでもかなり力を入れています。

川田:今作で気に入っている演出として、わざと足元の分かりにくい場所にビンとか缶を置いているのですが、足が当たるとあちこちでカラカラ音がして「誰かいるんか!」と疑ってしまうデザインになっているんですね。細かいところなんですけど、先に進むのも不安になるし、プレイヤーの行動に併せることができるので、素晴らしいホラー演出だと思います。

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